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株式会社筑水キャニコム
経営役員 森光清人 様
「あらゆるコミュニケーションを運ぶ」のアイデンティティと「包行カンパニー」の由来のもと生まれたキャニコムは、自然豊かな環境の中で高い技術と見識、そして優れた人間性を兼ね揃えた福岡を代表する企業である。
当社は1989年（平成元年）にCI開発を実施し、株式会社筑水農機から株式会社筑水キャニコムに名前を変更、ロゴはじめ、社章、社歌、コーポレートカラーなどの取り組みがブランディングの基準となり始まりました。また、商品に名前をつけることが会社をイメージ付けるものとしてブランドが確立、企業名よりも商品名を戦略的に売り、商品を通じて企業名を知っていただけるようになりました。
小型のクローラー式の運搬車を当時主流の型番として扱うのではなく、他社製品と区別するために商品を名付けた頃から意識が高まりました。「ピンクレディー」と名付けた商品は、後に「ピンクレディータイプ」という商品の基準として扱われ、愛着を持って親しまれたこと、商品名そのものがイメージを植え付けることの大切さを感じました。また、開発側も商品名を聞くだけでどのような商品か、開発時の記憶が蘇るようになりました。
企業名の「筑水」を残した「筑水キャニコム」が時代とともに「キャニコム」と変わりつつある今、当時のCI開発が30年の時を超えて着実に資産になりつつあるように、OEMではなく、自社ブランドを育てていくこと、日刊工業新聞社が開催する読者が選ぶネーミング大賞にノミネートされるような取り組みを大事にしていきます。
キャニコムは、農機を一から開発し、直接貿易までを行う特色のある企業です。このような企業が、自然のどかなうきは市に存在することを多くの方々に知っていただきたいです。中小企業の姿勢を保つグローカル特化企業を維持します。自身の目標や意識を大事にできる企業であり、社内研修や教育制度などを積極的に実施、また、幹部や管理職への抜擢を行い、仕事に対するやりがいや面白みを感じていただく企業を目指しています。
| 企業名 | 株式会社筑水キャニコム |
| 所在地 | 福岡県うきは市吉井町福益90-1 |
| 業種 | 農業用機械製造業 |
| 設立 | 1955年12月 |
| 事業内容 | 農業用・土木建設用・林業用運搬車・草刈作業車及び産業用機械の製造販売 |
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